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間取り

吹き抜けを検討する前に・・・

最近は、どこの住宅展示場やショールームへ行っても、
また、住宅の雑誌をのぞいて見ても、気になることが、


「吹き抜け」の多さ。


私が勤めている展示場も、ご多分に漏れず「吹き抜け」がズドーンとあります
(笑)

なんでこんなに吹き抜けが多いのか?

 

■部屋が明るくなる
■空間が広く感じる
■風の抜けがよくなる

こんな効用があると思います。


実際に、「吹き抜け」を見慣れた方の中には
自宅にも、「吹き抜け」がぜひ欲しいと思うらしく、
最近は「吹き抜け」がある家が増えてきているそうです。


でも、吹き抜けを取り入れる上で忘れてはいけないことがあります。

 

 

それは、その家が持つ「断熱性」です。


断熱性、それは家が持つ基本性能のうちの大事な要素のひとつです。


これが欠けている家に吹き抜けを取り入れたら最後
寒〜い生活があなたを待っています。


なぜ、住宅展示場は吹き抜けが多いのか。
このことを、もっと考えたほうが良いでしょう。


吹き抜けはイメージ戦略でもあります。

夢を語る、住宅展示場にはなくてはならないアイテムなんですね。

 


そして・・・


住宅展示場は真冬は、エアコンつけっぱなしです。。


展示場の毎月の電気代を見ると、びっくりしますよ〜(汗)

たまげます。。


「吹き抜けでも暖かいんですよ」という営業マンも多いですが、
その展示場は、エアコンつけっぱなしじゃないですか?


そこのところを良く見極めてくださいね。


確かに、吹き抜けはカッコいいし、
それなりの効果もあります。


でも、忘れちゃダメですよ。

家の断熱性。

 

吹き抜けのおかげで、エアコンつけっぱなしにして
光熱費がヤバイ・・・ってことにはならないようにしてください。


もちろん、家の断熱性能がしっかりしてあるのであれば、
検討する価値は高いと思います。


決して住宅会社のイメージ戦略にダマされないようにしてくださいね!


 


坪単価はあくまでも目安

坪単価

 

 

 

 

 

 

 

私が、これまで住宅業界に身をおいて、受けた質問のなかで
最も多かったのが、 「坪単価」についてです。


裏を返せば、坪単価を理解している人って少ないのが現状なのです。


坪単価高い = 損
坪単価安い = 得

こういった考えの方いませんか?


「坪単価いくらなのですか?」
と質問する人というのは、坪単価が高いか安いかを
住宅選びの基準の一つにしているということではないでしょうか。


はっきり申し上げると、それは間違いです。



坪単価のマジックってご存知ですか?

例えば、30坪の家と60坪の家、どちらも同じ仕様だった場合、
はたして、坪単価はどちらが高いでしょうか?


答えは・・・・


30坪の家です。


なぜならば、坪単価の算出方法は、家の総額を坪数で割ったものです。


30坪2000万円の建物の坪単価は、
2000÷30=約66.6万円

60坪3500万円の建物の坪単価は、
3500÷60=約58.3万円


基本的に、同じ仕様の建物であれば、坪数が大きい方が坪単価は
安くなります。
一般的に、設備の数や窓の数、玄関の数などは、家の大きさに関係なく、それほど変わるものではありません。

たとえ、坪数を2坪減らしたからといって、設備の数は変わらないため、
期待通りに家の総額が変わらないのはこのためです。



もっと極端な例を挙げましょう。

40坪の平屋建ての家と40坪の総2階建て(1階と2階が同じ面積)の
坪単価を比べると、平屋建ての家のほうが、圧倒的に高くなります。

これは、なぜかというと、

家の中の部類で、屋根と基礎が非常にお金がかかっているからです。

40坪の平屋建ての場合、屋根40坪分、基礎40坪分です。
40坪の総2階建ての場合、屋根20坪分、基礎20坪分です。

これだけで、ざっと坪単価にして15万くらいは違うと思います。
(あくまでも経験値ですが)



最後にもう一つ。

40坪総2階の建物と、40坪で家の形が複雑で凹凸がある建物は
どちらが坪単価が高いか?

もうおわかりですね。

これは同じ坪数でも、外壁の面積が違うために起こる現象です。



逆に考えれば、上に挙げた要素(設備・屋根・基礎・外壁)が
坪単価を上げたり下げたりする主な原因なのです。


ですから、設備を豪華にする、家の形を複雑にする、
こういったことは、積もり積もって、坪単価を高くしてしまうのです。


ですから、決して坪単価だけで住宅を判断しないようにしてください。



信じられないかもしれませんが、坪単価によるトラブルというものも
実際あります。私も経験しました。

「最初に言っていた坪単価と違うじゃないか!!」

はっきりいって、これ自体がナンセンスです。


ですから、最近は、大手ハウスメーカーなどは坪単価を公表することを
やめているケースもあります。
後々、混乱と誤解を招くからに他なりません。


住宅の価格というのは、それぞれいろんな要素が合わさった集合体
なのです。当然選ぶものによって、価格は変動していきます。


あくまでも坪単価は目安としてとどめておく必要があります。


風の通り道の確保1

 

間取りを考えるにあたって、意外と重要視されていないのが、
「風の通り」です。

 

最近は、何かにつけて快適性を重視して、
年中エアコンをつけている生活が当たり前のようになってきています。


特に、どんどん気密性が高くなっていってる現代の家には
換気が重要になってきています。



昔の家というのは、いい意味でも悪い意味でも、
換気ができていたわけです。隙間があったわけですから。

今では、気密性の家には計画換気というシステムが
導入されていますが、これはある意味、人口的に計画されているものです。

でも、やっぱり、窓をパァ〜ッと開けたいですよね。

涼しい風が、家の中を拭きぬけるというのは本当に気持ちいいもんです!


しかし、

この快感を味わうためには、間取りを考える際に注意しなければいけません。


まず換気というものは、そもそも、家の中の汚れた空気を家の外に出して、
外から新鮮な空気を取り入れる、ことです。


そこで間取りを考えるにあたって以下の点にご注意ください。

■部屋には必ず2つ窓を取る

当たり前のことですが、風というのは入り口と出口があってはじめて
流れるものです。窓が1つしかないというのは風の流れを拒否している
ことになります。

よくありがちなのが、2階の南側に3部屋を配置して

「日当たりが良くなるなー♪」
と、感慨に浸っている場合ではありませんよ。

確かに、図面上で見ると、南に部屋が並んでいると
日当たりが良くて、いい配置になってると勘違いしてしまいます。

 

ここに盲点が・・・・

 

真ん中の部屋に窓がいくつあります?

 

1つじゃないですか?

 

これでは風は通りませんよ。


しかも、夏は暑い、暑すぎるんです(笑)

これ、経験者が語ってますので信用してください(汗)



ここでポイントです。

できれば2階の南側には共有空間をとって、
廊下に光と風が入る間取りをおすすめします。


私が10年間、いろんな間取りを見て、住んだ方の感想を聞いて
そう思いましたので間違いないです。

窓を開ければ風が通る。家の中を風が流れる。

このことに意識して間取りを考えてみてくださいね。
間取りへの考え方も変わると思います。